(2000年) 平成12年3月1日(水)
頑張れ麻薬犬! 

がんばれ盲導犬
写真は、大野が持つタオル(ぐるぐる巻きにした
もの)をくわえる麻薬犬。この犬が麻薬摘発の主役
である。
皆さん、麻薬を追放しましょう。(成田空港にて)

1.昨日、平成12年度予算が衆議院を通過。ホッとしているところである。久し振りに時間ができたので、成田税関を視察した。税関職員一同、真剣に業務に取り組んでいる姿に感謝したが、特に感動したのは麻薬犬の活動である。

2.麻薬犬と私が初めて出会ったのは、1976年のことである。プエルト・リコのサン・ファンで、サミットが行われ、私は大平大蔵大臣(三木内閣)のお伴でサン・ファンに行った。
 驚いたのは、私達の荷物のにおいを犬がかぎまわっていることである。聞いてみると、麻薬犬や火薬犬だと言う。犬が「ワン」と吠えれば、麻薬や拳銃が荷物の中に間違いなく隠されている、とのことだ。日本にもこの犬を導入すべきだ、とその時思った。

3.日本に麻薬犬を初めて導入したのは、1979年である。2匹のアグレッシブ犬(麻薬を見つけると吠える。他方、麻薬のにおいを嗅ぐと座り込むタイプとペッシブ犬という)であった。今日まで152頭を育成し、現在、東京税関には35匹が頑張っている。

4.今日はまず、麻薬探知訓練センターを見学した。未だ訓練をはじめて間もないカイザー君(素晴らしい名前だ)の訓練に私も参加させてもらった。早く一人前になれ!と思わず激励した。
次に成田税関の検査場では、荷物台の裏側でアグレッシブ犬が大活躍していた。表の検査場では、2区のパッシブ犬が入国客の間を監視のため巡回していた。

5.日本の青少年をぜひ麻薬の害から守りたい。日本の中には、社会悪を入れてはならない。その願いを一身(一犬と言うべきか)に担って活躍している麻薬犬の姿に私は思わず、「頑張れ、麻薬犬!」と叫んだ。
(注) 麻薬摘発件数10分の1は、麻薬犬の活躍のお蔭である。




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