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(2006年) 平成19年1月15日(月) |
センチメンタル・ジャーニー |
大晦日から正月の3日まで、私は台北市を訪問した。目的の一つは、台湾総督府に務めていた親父の親友を見舞うこと。そしてもう一つは、私が生まれ育った台湾を子や孫に見せておくことだった。 親父の親友、曹天懐さんは96歳。92歳で妻を亡くしたが、その後日本に留学したときに船の中で知り合った昔のガールフレンドと再婚したという。一緒に食事をし、氏の健康を祈った。台湾の方が模様してくれた会には、親父の同僚であった故、揚基栓氏(台湾の○○大蔵次官まで上り詰めた人)の夫人、揚劉秀華も元気な顔を出してくれた。このように台湾には日本ファンが未だ大勢いるのは嬉しいことだ。 私が通っていた「幸」小学校、「幸安」国民小学と名前にも昔の名残を匂わせながら、思い出の場所に存在していた。昔に比べて建物は立派委になっていた。また、運動場にはすばらしい陸上トラックがあった。休日の夕方であったせいか、大勢の老若男女が子供連れでそのトラックの上で散歩したり運動をしていた。もちろん、学校の入り口には衛視が居たが、休日でも大勢でも近所に人々が親子孫で集まってくる台湾の小学校には、ふれあいがあると感じた。翻って、休日や授業終了後の日本の学校の校庭の寂しさを思うとき、反省させられるものがある。日本の学校の校庭を地域のふれあいの場としてもっと活用できないものであろうか。 私の住んでいた家のあとには、ビルが建設されていた。カニをとったりドジョウをすくった近所の小川は、高速道路によって覆われてしまっていた。町並みは、私が住んでいたころよりもよほど発展しているように見えた。 商店街を訪れても―台北市はどこへ行っても商店街ばかりとしか思えないほどであったが―その賑わいは格別なものであった。思わず台湾のお茶とピーナッツをお土産に買ってしまった。 願わくば、中国と台湾の関係が一日も早く良好なものとなって欲しい。台湾海峡を心配のタネにしてはならない。平和のためにもっと頑張っていこうと心に誓った。 |
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