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(2006年) 平成18年11月15日(火) |
心のふれあいがない経済協力は無意味だ!〜フレリモ党大会(モザンビーク与党)で演説〜 |
心のふれあいがない経済協力は無意味だ モザンビークの与党、フレリモ党大会が、同国のケリマネで開催(11月9日〜14日)。私は、日本・モザンビーク友好議員連盟の会長として招かれた。フレリモ党との付き合いがある15カ国の議会関係者が参加した。アジアからは、日本のほか、中国、東チモールの3カ国だ。 約2000人収容可能な会場は、あふれんばかり。その中で、私は要旨次の演説を行った。因みに、2000人もの大衆の前で演説できる機会は、政治家として稀有である。私も大いに張り切った。 「今年の7月には、モザンビークを訪ね、大統領、議長、外務協力大臣と会見、有意な意見交換を行った。そのときのモザンビークの暖かいおもてなしは忘れない。4ヶ月も経っていないのに、再びモザンビークへ来た。ケリマネへの旅行は大変である。空港での待ち合わせ時間も含めて、往復で62時間もかかるのに、私のケリマネ滞在はわずか46時間である。それでも私は来た。何故か。ポルケ?ポルケ・エウ・アドーレ・モザンビーク(私はモザンビークが大好きだからだ(大拍手)。私はモザンビークと日本の間に心の架け橋を架けたいと願っている。その交渉がまさに顔と顔を合わせての人間同士の率直な話し合いだ。 歴史的に見て、モザンビークと日本の付き合いは1586年に遡る。日本の遣欧使節が6ヶ月間モザンビークに滞在した。また、1993年から1995年まで、日本の自衛隊がPKO活動で滞在した。PKO参加は、日本として初めてであったが、自衛隊活動が高く評価されたことを元防衛庁長官として誇りに思っている。 日本は、モザンビークに対し、農業、給水、保健衛生、インフラ整備、人材育成、食糧援助など、さまざまな分野での支援を行っている。また、日本の青年の海外での活動は高く評価されている。しかし、心の通わない経済協力は無意味である。 夏に、ボアネ農業学校やマトラ水産学校を訪れたときの学生たちの目は輝いていた。彼らは、未来に夢を持っている。夢を実現すべく頑張っている姿がそこにあった。 我々は、自分の未来を開くために頑張る国のサポータに是非なりたい。日本も60年前の敗戦から立ち上がって、夢と希望を持ち努力を続けた結果が、今日の日本の姿だ。共に貧困と戦おう。共にテロや専制主義国家の恐怖と戦おう。 人の交流、経済の交流、文化の交流などあらゆる面での連帯を強化したい。私も、お土産には、モザンビークのカシューナッツをたくさん孫に買って帰るつもりだ(笑いと拍手)。」 演説が終わった後、私は大きな拍手に包まれた。立ち上がって声援を送ってくれた。中には歌をうたってくれる人もいる。ケリマネの一日は忘れられない一日となった。 マンデラ夫人の演説 モザンビーク初代大統領(マシュル氏)の夫人で、現在は南アのマンデラ大統領夫人が、この大会に出席。次のような演説を行ったのが印象に残った。 「いくらよいことを言っても仕方がない。実行力を持とうではないか。量をいくら増やしても仕方がない。質を向上させて社会の発展につなげていこうではないか。このことは特に教育の世界でいえる。学校の数を増やすだけでは不十分である。教育の質を高めて貧困を追放していくことが、次の世代のため一番大切なことだ。」 さすが大統領夫人の言葉である。 |
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