(2005年) 平成18年7月3日(月)
ドミニカ共和国大統領との昼食会

約半世紀前、戦後直後の日本政府が「カリブ海の楽園」への移民を募集した。無償で豊かな土地が与えられ、がんばれば大農園主にもなれるとしたこの募集には応募者が殺到し、結局千三百人以上の日本人が移住した。しかし、実際の土地は農業には向かない不毛地帯であり、与えられた土地も募集に謳われていた面積に満たない人もいた。更に、与えられた土地は、現地政府の管理下にあり、事実上の小作農となった。厳しい生活を強いられた。長い間、こうした移民と日本政府との間で交渉が続けられてきたが、二〇〇〇年に移民団が政府を相手に損害賠償を求めていた。その裁判が六月に行われた。良い裁判結果となったと思う。苦しい生活を強いられてきたのは事実だ。もちろん精査はしなければならないが、なんとか救済措置を講じるべきだ思った。

日本・ドミニカ共和国友好議員連盟の会長として、この問題には注目しており、大よそ2年前から在京ウレーニャ大使とは、この訴訟問題などについて、頻繁に連絡を取り合ってきた。また、五月には、ドミニカ共和国を訪れ、アルブルケルケ副大統領や、ドミニカ日系人協会の嶽釜会長(同訴訟団事務局長)とも会談してきた。今回、フェルナンデス大統領が日本を訪問された機会に、議連として昼食会を開催した。

その昼食会では、移民問題についても話題に上った。実は7月後半にドミニカ共和国本国で日本人移民50周年の記念式典が開かれるのだが、この話題を持ち出したところ、大統領から、もし都合が合えば大統領宮殿で式典を行ってもよいのではないだろうか、というお言葉を頂戴した。

ドミニカ大統領との昼食会にて議連会長として挨拶(左)。グレーのスーツを纏った方がドミニカ共和国フェルナンデス大統領。左の写真で大統領の左側に座っている方がファーストレディ。


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