(2004年) 平成16年9月25日(土)
 女性が輝けば、日本の社会が輝く
        −仁尾町にこにこ会での講演要旨


 1.今、日本の最重要課題は小子化問題。二つの問題がある。
 (1)年金問題
 (2)経済社会の活性化問題―やがて、人口規模と経済規模がリンクする時代が始まろうとしている。情報やモノ、カネが自由に世界を移動するからだ。にもかかわらず、日本の出生率は最低の1.29(昭和22年にはベビー・ブームで4.32、昭和48年には2.14)。

 2.解決策は3つ。
 (1)出生率の向上(女性の地位向上)
 (2)定年延長など、高齢者の労働力拡大
 (3)外国人労働者の移入
 ここでは、(1)の女性の地位向上を取り上げる。

 3.世界的にみて、女性の社会進出、女性の労働率が高い国ほど、出生率が高い。
             
国名 社会進出率 労働力率 出生率
ノルウェイ
0・837
77.7%
1.85%
スウェーデン
0・831
76.1%
1.57%
カナダ
0.771
60.7%
1.55%
アメリカ
0.760
60.1%
2.13%
日本
0.515
48.3%
1.29%

 4.日本の女性の労働力率が低い理由
 子育て期に退職する―世界的に珍しい。

 5.女性管理職をふやそう
 女性の勤続年数が男性に対し、低い。女性の就業継続には、仕事と育児の両立支援策と均等な職場が必要。管理職の女性比率は、日本9.9%に対し、アメリカは45.9%。

 6.男女間の賃金格差をどう考えるか(女性の賃金は男性の2/3)。
 (1)役職につく女性が少ない。
 (2)勤続年数が短い。l
 (3)働く女性の7割は、パート・タイム。

 7.これからやるべきこと。
 (1)仕事と子育ての両立
   (イ)育児休業制度の充実
   (ロ)育児休業についての会社の協力
   (ハ)待機児童ゼロ作戦
   (二)児童手当ての見直し
   (ホ)夫の協力
 (2)男女雇用機会均等の確保、パート・タイム労働者と正職員の均衡待遇
 (3)出産・育児により離職した方への再就職支援
 (4)同居のすすめ
   三世代同居と女性の有職は正比例。
府県名
同居
女性の有職
福井県
65%
66%
香川県
30%
55%
大阪府
10%
42%



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