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(2004年) 平成16年7月23日(金) |
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ノルウェーの育児・家族政策― 国会議員も育児休暇がとれる。 |
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我々のノルウェー国会訪問が地方紙(ダーグブラーデ紙)に掲載された。 概要は以下のとおり。 大野功統議員(自民)は、「出生率は低下し、年金支給の総額は上昇している。経済的観点からも出生率の上昇が望まれる。そのため、我々代表団は、ノルウェーの児童・家庭政策、特に出生率に関する政策を学びたいと思っている。」と微笑みながら語った。 家族委員会に所属するラフィク議員は、代表団に対し、国会内のガイドおよびノルウェーの家族政策に関する説明を依頼された。ノルウェーの出生率が1.8と欧州で最も高い一方、日本における出生率は1.29であり、その数字は更に低下している。大野議員は「以前は、多くの日本女性は24歳になる前に結婚し、25歳までに結婚しない女性は『売れ残ったケーキ』と呼ばれた。現在、多くの女性が20代を働くため、見聞を広めるために費やし、親と一緒に暮らしている。20代に結婚する女性の数は全体の3分の1にしか過ぎない。親に寄生し優雅な生活を行っているパラサイトシングルと呼ばれる者もいる」と語った。 ラフィク議員は代表団に対し、育児休暇、出産手当、現金支給について説明を行った。「国会議員も育児休暇を取れるのか」との質問に対し、ラフィク議員は「もちろん取れる」と答えた。 ノルウェーの制度について大野議員は、「素晴らしい制度だと思う。しかし、かなりの費用を要する。」と語った。費用面以外にも問題はある。「日本の女性たちは育児休暇を取ることが難しいと考えている。また、ノルウェー人男性が家事の40%を行っている一方、日本人男性はほんの一部しか行っていない。日本人の労働時間は長く、遅くまで家に帰れない環境で、子供の面倒をどうやってみるのか、日本の狭い住宅では、夜泣きする子供に対し近所から苦情を受ける。」等の様々な問題がある、などと語っていた。 因みに、ノルウェーの国会議員165名のうち、女性は40%。(官僚については以前から女性の数は全体の40%と定められており、上場企業についても来年からその役員の40%は女性とすべし、とのこと)。 また、議員の最年長者は73歳とのこと。議員の年金については、この秋議論することなっているが、議員について別建ての年金制度はない。但し、議員には特例により4年間議員をつとめたら、その間の年金支給は8年間にカウントされるなどの優遇がある。 |
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