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(2006年) 平成18年9月26日(火) |
ウォームハートについて頂いた書評やご意見を紹介させていただきます |
還暦の戦後日本が直面する政治課題を問う(週間金融財政事情より) 大場智満 国際金融情報センター理事(元大蔵省財務官) 大野さんは、大蔵省(現財務省)を42歳で辞め、香川県知事選に出馬。惜敗。50歳で衆議院議員となった。8年間の浪人生活で人生を学んだと言う。今年で議員生活20年となるが、これを機会に自分の思いをまとめたのが、「ウォームハート」である。 大蔵省は論理の世界であるが、政治の世界はウォームハートだ、と大野さんは言う。これには異論もあろう。サッチャー首相などは、政治は論理の世界だ、と言うだろう。本書を英訳して、サッチャー首相に読ませてみたくなる。 第1章「人間賛歌」は、まさに広い意味での教育の重要性を説く。「知識の詰め込みだけが、教育ではない。人間は、集団の中で生きる。だから、権利の裏には義務がある。自由の裏には規律が必要である。そのことを身をもって会得していかねばならない」。さらに、「自分は、なぜ日本人として生まれたのか。なぜ○○家に生まれたのか」「そこから、国を愛するこころや人間愛が生まれてくるのではないか。だから、人や自然とのふれ合いが大切だ」と説く。「戦後の貧しい時代を振り返ってみて、今よりも未来に夢があったのではないか」という。夢があるからこそ、戦後の若者たちは夢に向かって努力したのだ。いまの若者たちにも夢をもってもらいたい、と語りかけている。 第2章「世界地図」は、防衛庁長官の経験もいかして、外交安保政策の抜本的な見直しを訴え、さらに「現在の戦争は人類共通の敵であるテロとの戦いだ。だから、国際協調が必要だ」と主張する。もっとも「自己主張はすべきである。しかし、相手の立場に立って考えることが大切だ。そのためには、人間力が必要だ。交渉力と同時にユーモアのセンスを持ち合わせた人間を養成していかねばならない」というのは、英仏2ヶ国語に堪能で、ライス国務長官やラムズフェルド国防長官を英語で笑わせられる大野さんだから言えることである。 第3章「長生きできる喜び」では「構造改革が必要であり、構造改革のあと、大きな政府(社会保障制度の充実や格差の是正)か、小さな政府(競争を中心とする考えに基づく)か、が問題となる」とし、この問題を軸として、政界が再編されてしかるべき、とすら説く。大野さんは年金問題のエキスパートであり、税制のエキスパートでもある。社会保障の充実のためには財政や税制の改革が必須であることをわかりやすく説いている。 「戦後60年、日本は、人間でいうならば、還暦を迎え、大きな岐路に立たされている。今必要なのは、長期的、基本的、国際的な視野だ」。かかる観点から、大野さんは今後の政治課題を浮き彫りにする。 大野さんのように物事を深く考えて理解している人が筆をとるとこんなに読みやすい本が出来上がるものかと驚きかつ歓心してしまう。だれしも一読すれば同じ感懐を抱かれると思う。 KT 大兄の政治家としてのウォームハートが感じられ、大きな感銘を受けました。また、ご両親を思うお気持ち、ご自身に厳しい態度は、胸を打つものがあり、子・孫にも読ませたいと考えております。これからもウォームハートをもった政治家として益々ご活躍の程、お祈り申し上げます。 MA 母を思う先生の熱い気持ちが良く伝わってきました。また、構造改革のあとはウォームハートで、というお考えも素晴らしいと思います。とにかく、おもしろいお話が満載ですね。益々のご活躍をお祈りします。 KK 中曽根元首相の評のとおり、ユーモアの中に時々見える人間味、困難を乗り越えた人生経験など、この人こそ一国の枢要な地位にあってしかるべきと思います。 小泉首相の退陣も近いことと思いますが、日本では彼の評価をめぐっていろいろ議論されておられることと思います。田中角栄に始まる金権政治と争った点は大変強化できると思いますが、他方で日本が勝って誇った貧富の格差なしが崩れ、いまや米国や中国のように拡大しています。老人になれば誰もが平等のほうがよいかと思います。 TY お手紙をと思って(本書に)目を通したところ、第一章で笑いころげてしまい涙まで出てまいりました。往年の功統節閲歴にみがかれて冴え渡るという感じでした。あた、「あの言葉」も書いたと人の人柄がよくでており楽しめました。 KT 20年の長きにわたり国政に関わられ、郷土香川と日本の発展に思いを寄せられ、格別のご努力を注がれた大野先生の政治哲学や人生哲学の一端を拝見させていただいたような気がします。 TY 楽しくて一晩で読み終えました。ご活躍をお祈りいたしております。 SS 世界地図と時間(歴史)を軸にした一級の書物です。理念と見識を備え、ユーモア感覚に富んだこの書の著者のような人こそ、わが国の宰相にお迎えしたいものです。 「ウォームハート」。目下愚妻が熱心に読んでいます。 HK 全篇、先生のお人柄があらわれていて大変楽しく読ませていただきました。特に第一部は私が今まで存じ上げないこともあり、感銘を受けました。 RU 御著作は、味もあり哲学もありユーモアもありで本当にいい本で楽しませていただきました。 HM 貴兄の暖かい人柄とユーモア、大きな人間性がにじみ出ていて本当に嬉しい限りでした。ご指摘のとおりこれからの日本は大きな課題に直面していくのですが、最近の傾向として広く深く問題を掘り下げることが不足しているように思います。少子化問題などは社会学上のテーマであって、視野の狭い経済学者だけでなく、社会学者ならびにその関係者に積極的に参加してもらいたいものです。 HK 本を開くとまず目に付いたのが「人間賛歌」「政治の原点は人間を大切にすることだ」のフレーズです。まったく同感です。 戦後、日本が犯した一番の大きな過ちは「人間」を忘れたことです。知に働きすぎ、人間性を喪失したことが現代の問題の原点です。最近少しその意識が出てきてはいますがまだ小さな動きです。そのとき、政治家、大野功統さんがそこに気づき、その思いを本に書かれたことは快挙です。 21世紀は理性の時代ではなく、完成の時代です。人間愛を土台にした「新しい家づくり」私も大賛成です。人間賛歌を政治信条とする大野さんの今後更なる活躍を期待しています。 MY 流石、この「ウォームハート」は、洒脱でかつ為になり、現在私が耽読中の山本周五郎に劣らない文章のリズムに感銘を受けました。読ませます。 KY 直ちに拝読させていただき、手を取ったまま、手離すことができず、只今感激のうちに読了させていただきました。 それにいたしましても、実に人間味のあふれる、しかも誠に面白いお話から始まります。世界に広がり、深く日本の経済・財政の根幹に触れた高い見識の御著作に、深い敬意と共に、よくぞ本にしてくださったことへの感謝の思いで一杯です。 YT 本書を読ませていただきました。防衛庁長官として自衛隊イラク派遣延長という大変な決断をされたときに、自衛隊員の安全や、活動が現地の人に喜ばれているのか、を確認するために、現地イラクへ飛んでいかれた行動など、先生が如何に人間を大切にしているかがよく伝わります。そうしたトップの思いが、先日の自衛隊員全員無事帰国という快挙につながったと国民一同が喜んだところです。 AM 貴兄のエネルギーに感服してます。生命の泉からのビッグバンを感じさせますね。これだけの有為天変の中、いくつもの人格に生まれ変わり、全人的に心を開いて一貫性を保たれたことに敬意を表します。 衆院議員生活20年記念の大ロマン・随筆、じっくり読ませていただきました。珠玉の随筆はいずれも適当に歯切れよい短文で読みよく、その中に大兄の男一匹の快男児ぶりとウォームハートがにじみでていて、特に抑え気味な前半の部分の滋味・ユーモアにはつい引き込まれました。こういうのは、職業人政治経済人のよくするところではありますまい。 TT 貴著書「ウォームハート」、楽しく読ませていただきました。政治家の著書をいくつsか読みましたが、貴兄のとは大分違い堅苦しいのが多いのですが、貴兄のそれは大変面白いし、heartfulですね。 TN 先生の政治に対するご造詣の深さとウィットに富む暖かい心情に感服いたしますと共に、随所に記載された出来事の記憶力のすばらしさにも大変驚きました。経済界も敵対的買収等ぎすぎすした事が当たり前のように報じられ、欧米型経営の凄まじさに圧倒されておりますが、何とか御著書の精神を取り入れ日本のよい経営を残しながら技術立国を目指し邁進いたしたいと思っております。 SO 分かりやすく興味深い内容で一気に読ませていただきました。お陰さまで今までやや沿道遺憾のあった政治のこともやや身近に思えるようになった感じもします。 |
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